今年の2月に、Audibleのフリートライアルを申し込み、
- 変な家(雨穴)
を聞いてみました。
思えば、小説を「読む」時って文字を追いますよね。だから途中で、登場人物の名前や、状況がわからなくなると、目線を前に戻したり、ページをめくって前へ戻ったりすれば、ストーリーが理解できないことはほとんどないんですが。
これが小説を「聞く」となると、耳からのみ情報が入ってくるので、ゆず(飼い犬)が横でわんわん吠えたり、散歩中車が横を通ったりして、耳から音が入ってこなくなると、物語がぽこっと抜け落ちちゃうんです。そうすると慌ててスマフォを持って、一時停止したり、巻き戻ししたりで大忙しになります。
「聞く」のは、「読む」のとだいぶ違うんだなぁ、って思いました。
それで、散歩中に聞けないとなると、それ以外の時間ではちょっと難しいので、もう1冊
- 傲慢と善良(辻村 深月)
を申し込み、フリートライアルはキャンセルしました。
そこからは、ちょっとした時間を見つけて自宅で聞いてますが、まだ読み終わってません。
ところが物語が後半に入ったあたりで、小説が面白くて止まらなくなってきました。そして、それまでは「聞く」こと以外に何もできなかったのが、最近は家事をしながら聞けるようになりました。
この「ながら聞き」ができるようになったら、なんと、家事に変化が起こりました。長年、苦痛で仕方がなかった家事が、楽しめるようになってきたのです!これは大きな変化ですよ~。小説が聞きたいがために家事をするという状況(笑)
さらにこのタイミングで、Audibleから3か月間0.99ドル/月のオファーが届き、申し込むことにしました。ただ、月々固定のお支払いなしでもAudibleは楽しめます。なので、3か月後、本来の料金14.99ドルに戻る頃に、月に何冊読めるか計算して、継続するかどうかは決めるつもりです。
そんなわけで、Audibleは脳みそが慣れるまで少し時間がかかるけど、慣れたら「ながら聞き」ができるようになって、家事のお供に最高!というお話しでした。