Audibleで「傲慢と善良」を聞き終わりました。
うちは結婚してもうすぐ30年になりますが、子どもがいません。欲しかったけどできず、不妊治療したり、仕事を控えてみたり、30代は本当に悩みました。
30代後半、アメリカで暮らすようになってからは養子も考えました。でもアメリカ市民でないと正式な養子縁組はできないので、当時はグリーンカードだったし、そのままアメリカに住み続けるのかどうかもわからなかったので、諦めました。
その流れで30年間夫婦二人だけで暮らしてきたけど、初対面の人に必ず聞かれることが「お子さんは?」という質問。これは何度言われても慣れることができなかったんですよね~。
この小説は、そんな若かりし頃のことを思い出して切なくなったり、今更ながら自分の要領の悪さを実感したり、いろんな感情がふつふつと湧いてくる本でした。
すごくおもしろかったです!
そして新しく買った本は「同志少女よ、敵を撃て」です。
15時間34分と長編。楽しみます。