アメリカ生活に必要不可欠な物

今年に入ってから、ChatGPTを利用する機会が増えた。以前書いたように、デイトレードをシステムトレードに移行していて、そのプログラミングはほぼほぼChatGPT頼り。

使っているのは主にo3。他に4o、o4-mini、o4-mini-highなどがあるが、プログラミングに関しては圧倒的にo3がすごい。

o3の特徴は、とにかく思考が深く正確。ただし、ちょっと頑固なところもあるので、間違っていることをなかなか認めない傾向がある。特に新しい機能や環境については、正式なドキュメントを見せても、なかなかそれ通りにプログラミングを変更してくれない。

またo3は有料プランに入らないと使えない。有料プランでも20ドル/月だと回数制限があり、200ドル/月になってはじめて無制限に使える。私はまだ20ドルのプランでなんとかなっているが、次に制限にひっかかったら、200ドルプランへ移行する予定。

こんな感じで、ChatGPTをプログラミングでフル活用しているが、最近は、プログラミング以外のところでも使うようになった。

というのも、今年に入ってから、元・終の棲家の売却、そして、新・終の棲家を建築中だ。この家に関するあれこれは、すべて契約書ベース。すべて不動産弁護士を通して作業をしているが、だからと言って契約書を読まなくても大丈夫というわけではない。だから、その作業はいつも夫が目を通すことで、なんとかしてきた。でも夫は普通の人だから、契約書の書き方を理解しているわけでもなく、契約書の裏に隠れている何かがわかるわけでもない。しかも英語なので、時間がかかる。

そこでChatGPTの登場だ。まず、契約書にサインする前に契約書をChatGPTにアップロードする。そして、最初に「サマリー」、次に「不利になりそうな点のリストアップ」、他には「気をつけた方がよい点」「今後の対策」などを出してもらう。

これが非常に的を得ているので、本当に驚く。しかも、ChatGPTにレビューしてもらってから不動産弁護士と話をするとスムーズに話しが進む。これを言うと角が立ちそうだなぁということは、「ChatGPTに聞いたらこんなこと言ってたけど、どう思う?」と聞いている。

今週は、新・終の棲家の屋根のトラスが割れていることがわかって、「修理しました!」と渡された書類があった。それをChatGPTに渡したところ、「ジョイントが含まれている場合はこの方法は使えません!」と回答してきたので、割れている部分を確認したら、ジョイントが含まれていた。だから、慌ててコンストラクションマネージャーさんに再び連絡を入れて、今、考えてもらってる。

まだある。先週は、新・終の棲家の工事現場への差し入れについてアドバイスもらった。「みんな差し入れしてるのかな?」とか、「頻度はどれくらい?」とか、「差し入れは何がいい?」とか。結局、1回目はドーナッツを差し入れして、次はマフィンかビザを考えてる。

他にChatGPT活用法として面白いところでは、「これはアメリカでは普通のことなのか?」なんてことも教えてくれる。

うちは夫婦で渡米したのが2006年で、かれこれ20年ほど米国暮らし。最初はグリーンカードで、10年目にアメリカ市民にもなった。でもだからといって、アメリカのすべてが理解できるわけもなく、「これはアメリカでは普通のことなのか?」で日々悩んでいる。普通だったら仕方ないと諦めて新しい手を考えないといないし、普通じゃなかったら抗議するようにしている。

そんなわけで、今年に入ってからChatGPTには大変お世話になっているというお話しでした。

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